筑摩神社 (米原市) (Chikuma-jinja Shrine (Maibara City))

筑摩神社(ちくまじんじゃ)は滋賀県米原市にある神社。

祭神は御食津神・ウカノミタマ・大年神で、いずれも食物に関係のある神である。

歴史
孝安天皇28年に創建されたとされているが、延喜式神名帳の記載はない。
社伝によれば、継体天皇が越前から上京する際に、当社のそばに行宮を設け、社殿を再建して神域を定めたとされている。
鎮座地の筑摩は桓武天皇の時代に内裏大膳職の御厨が置かれた地で、延久2年(1070年)に御厨が廃されるまで御厨の鎮守とされた。
後鳥羽天皇や源頼朝からも神領が寄進され、寛元3年には最高位の正一位の神階が授けられた。
江戸時代には彦根藩主井伊氏の崇敬を受けた。

祭事
5月3日の春の大祭では、御旅所から神社までの約1kmを総勢200人がねり歩く。
その行列の中に狩衣姿の数え年8歳前後の少女8人が鍋を被って加わることから「鍋冠祭(なべかぶりまつり)」とも呼ばれ、日本三大奇祭の一つとされることがある。
当社の祭神が全て食物に関係のある神であることから、このような祭が生まれたと考えられている。
鍋冠祭は米原市の無形民俗文化財に指定されている。

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